犬 手作りごはんで栄養は大丈夫?|始める前に知っておくべきの注意点とは

市販のドックフードは原材料として変なものが入っていたらどうしようと悩み、沢山ある中からどれを選んで良いのか迷っている人も多いようです。

だからでしょうか、最近では手作り食をあげているという人が増えてきています。でも、手作り食はあげてみたいけれど栄養のバランスや作る手間からなかなかなかなか始められないという声も多く聞こえます。

そんなあなたの心配な点について今回は私の経験も交えて触れていきたいと思います。

 

手作りごはんのメリットやデメリットをまず理解する!

難しく考える必要は全くないのですが、手作りご飯のメリット、デメリットを考えてみました。

メリットとして、、、

① 食材(原材料)をコントロールできて添加物を与える心配がない。

② 愛犬にたまには違う物を与えることができる。

③ コストを抑えられる。

デメリットとして、、、

① 何といっても手間がかかる。

② 栄養バランスが知識がないと難しい。

ドックフードのメリット、デメリットは手作りご飯の反対と考えれば良いですね。

私の場合は、特にメリットの食材のコントロールとコストを重視して作りご飯を愛犬にあげています。その分、手間はかかりますが、かわいいワンちゃんのためと思い我慢している感じです。

手作りご飯の基本的な栄養バランスについて

犬は、肉食に近い雑食の動物なのです。我々人間も雑食ですよね。だから、体に必要な栄養素のバランスは人間と犬とでそれほど変わらないと言われています。犬のご飯の理想バランスは、人間より肉類を多めに取り入れると考えるとまずは良いと思います。

手作りごはんの食材は、

 肉・魚介類のタンパク質

 炭水化物

 野菜

が基本が良いでしょう。新鮮なものを中心に選びます。

食材の量のバランスは、以下の通りです。

★ 動物性タンパク質:3~5割

★ 野菜:3~5割

★ 炭水化物:1~3割

但し、年齢や活動量、体質によって変わってきます。

海藻類、果物、乾物類なども少しずつ使うのも良いでしょう。10-20品目くらいの食材を取り入れるように少しづつ工夫すると、栄養バランスは自然に整ってきます。

【注意】

食べさせてはいけないものがありますので、そこは注意して食材を選ばないようにすることが大切になってきます。

⇒ 食べてはいけないものはこちらをご覧ください。

また、塩などで人間と同じ量の味付けは必要ありません。ただ、塩分については間違った情報が信じられているようなのでまとめてみました。

犬の塩分について

一度は聞いたことありますよね。

【犬に塩分は必要ない!】 

人間には必要不可欠な塩分ですが、犬には本当に「塩分」は必要ないのでしょうか?

犬は人間と違い汗腺が肉球にしか無いため、塩分を排出できないという考え方から、多くの情報によると「わんちゃんに塩分は与えてはいけない」とあります。

これを聞いた私は最初は、愛犬の食事やオヤツなどから必死に塩分を排除しようと頑張っていました。

しかし、医学的な観点からは実は人間も汗から排出する塩分の量は、排出量全体の約1割ほどで、摂取した塩分の多くはオシッコによって排出されるそうです。それは犬も同じですから、オシッコで塩分を体外に排出できるそうです。という事で、犬にも私たち人間と同じように、ある程度の塩分は必要なのです。

氾濫している情報をそのまま信じてしまうことによって、愛犬の健康にも影響してしまうことがあります。ドックフードの場合は、ナトリウムが入っているので気にする必要はないですが手作り食はおやつなどあげない場合を除いて塩分は必要となります。

犬の身体が必要とする一日のナトリウム摂取量は体重1kgあたり50mgと言われ、体重10kgの犬では500mgとなります。これを塩分に換算してみると、体重10㎏の犬では1.27g。スプーン一杯の塩が18gだそうなのでかなり少なめで良いというのがわかりますが、それでも全く塩分が不要ということではないようです。

犬の手作り食の材料選びについて

以下を参考に新鮮な食材を選んでみてください。犬用のレシピ集などを1冊購入して、犬に与えてもよい食材を調べながら手作り食を完成させていくのもおススメです。

タンパク質
鳥肉の場合は、胸肉、もも肉、砂肝、ササミ、手羽先、鶏レバー(脂肪分が多いので、与えすぎに注意)を使用する。

牛肉の場合は、脂身の少ないものを選ぶ。

豚肉の場合は、脂身の少ないものを選び、必ず加熱調理が必要です。他に馬肉、羊肉がありますが最初は良くわからないでしょうから、鳥、牛、豚肉から選ぶのが良いと思います。

魚の場合は、イワシ、アジなどの青魚は健康によいとされている栄養素でタウリンやDHAやEPAを含みます。タラやカレイなどの白身魚は、脂肪分も少なく消化も良いですね。

卵は、新鮮な物を選びよく加熱します。大豆製品(豆腐、おから)もOKですが動物性ではないのでそえる程度が最初としては良いと思います。

炭水化物
白米を少し与えます。玄米はビタミンや食物繊維も多く含み良さそうなのですが、消化が悪いのでやわらかく炊き、ワンちゃんの様子を観察しながら使用するのがベストです。雑穀は鉄分やミネラルの補給もでき、不足しがちな栄養素の補給に適しています。

うどんも使えますが塩分の摂り過ぎが心配ですね。パンは多いと太るので注意が必要です。

野菜・果物
野菜は、肉食で不足しがちなカリウムや食物繊維の補給ができ、肉には含まれない色々な栄養素を含み、体調のバランスを整えてくれます。カボチャ、ブロッコリー、ニンジン、キャベツ、ダイコン、ハクサイ、サツマイモなど。

果物はカリウムの補給などメリットも多いですが、糖質も多いため太ったり、下痢することもあるので最初は控えめにしましょう。

その他
昆布やひじき、わかめなどは、食物繊維やミネラルが豊富です。キノコは、カロリーは殆ど無く食物繊維やアミノ酸が豊富で、ビタミンDやβグルカンを含み、免疫活性効果も期待できるかもしれません。

与える際には小さく刻みます。オメガ脂肪酸・不飽和脂肪酸を含む良質なオリーブオイルやサーモンオイルを添加します。

犬用のレシピ集などを1冊購入して、犬に与えてもよい食材を調べながら手作り食を完成させていくのもおススメです。

この2冊が評判の本ですよ。↓

 

 

その他気にするべきこと

アレルギーに注意をしましょう。初めの時にはごく少量だけを与え、体調をよくチェックしましょう。皮膚や口腔内の腫れや嘔吐などの症状が見られたら、アレルギーがあるかもしれません。その場合はすぐに手作り食はやめましょう。私の小さなヨーキーの場合は、全く平気だったので上記の食材をきちんと守る限り大丈夫だと思いますが。

また、持病がある場合や成犬になる前や老犬の場合も獣医師に相談してから、手作り食を始めると安心ですね。特に心臓病や腎臓病などの場合、塩分量やミネラル量に制限が必要なこともありますから。まずは獣医師に相談して、おすすめのレシピや制限すべき食材などについて詳しく教えてもらいましょう。

まとめ

手作り食の最大の利点は、愛情をかけて安全な食事を与えられることかな~と思います。

体は食べたものでつくられますので、より自然に近いナチュラルなものを食べさせると、不必要な添加物をとることもなく、食べ物の生きたエネルギーを取り込むことができます。

最近では様々な手作りの食のレシピ本が出ていますので参考にしてみてください。どんな栄養素をどのくらい与えたらいいのかはそれぞれのワンちゃんにより個体差があるので、最初で心配な方は獣医師に相談するのが良いですね。

手作り食に変えてから、毛並みやうんちの状態が良くなり、口臭や体臭が減り、ワンちゃんたちがイキイキとすることが多いとよく聞きますし、アレルギー症状が改善したり、体調が良くなることもあります。私のヨーキ-ちゃんも年齢の割には(12歳)すこぶる元気です。

手作り食は市販のフードよりも美味しそうに食べる気がするので(?)、飼い主のあなたも幸せな気持ちになれ、より愛情が出てきてわんちゃんとの信頼関係もより深まると思います。

ただ、手間ではあるので、最初からあまり無理せず、ドックフードとの併用もおススメします。

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